こんにちは、
居酒屋で隣の女性の『生お願いします。』の一言でフル勃起するカズです。
今回は学生時代に初めて風俗に行った話をします。
1週間前にセックスした女の子の名前は覚えていないのに、10年以上前のデリヘル嬢の名前はなんで未だに憶えているんだろう。
はじめての風俗はデリヘル
カズの初風俗はデリヘルでした。
あれは寒い冬のことでした。
いつものように友人2人とゲームをしていたのですが、23時を回ったとき
風俗行きたいっ!
と、叫んだのです。(目が本気)
そして
俺も行きてーな!
(こっちはヘラヘラしてる)
友人が行くならしょうがない。
別に俺は行きたくはないが、友人がそこまで行きたいと言うならば俺もついて行ってやるか。
友人に何かあったとき、俺が助けてやらないとあいつら何もできないからな。
別に俺が行きたいわけじゃない。
断じて俺が行きたいわけじゃない。。。
カズ、行きたくないなら待っててもいいぞ
俺たち3人はバイトで稼いだ3万円を握りしめ、赤羽に向かった。
赤羽に向かう途中、優良風俗店が掲載されている雑誌を購入、準備は万端だ。
その雑誌の中でも優良店であろう雰囲気の『丸の内OLが多数在籍するデリヘル』を選んだ。
指名なしで、どんな女が出てきたか
後でお互い話そうぜ。
いいね。面白そう!
友人Aよ、なんて真っすぐな目だ。
俺は指名したいが、今日はその瞳に免じて、指名なしでいこう。
俺たちは、80分25,000円のコースを選択した。
大学生にとって25,000円はとてつもなくデカい金額だ。
しかしその金額よりも
目の前にある広大な世界の魅力と、
俺の息子の叫び声の大きさが断然勝っていた。
俺は友人と別れ、ホテルの一室に入った。
ボーイに電話すると、15分ほどで女の子が到着するとのこと。
俺の心臓はどんどん早くなっていった。
この待ち時間はどう過ごすのが正解なんだ。
風呂にお湯を溜めておくとデリヘル嬢が喜ぶって
何かのサイトで見たのでとりあえず風呂にお湯を溜めた。
溜め終えた後、部屋をひと回り歩き、腕立て伏せと腹筋をした。
まだ来ない。
部屋に流れるBGMと俺の心臓のビートがセッションする。
そして聞こえるはずのない音が聞こえてくる。
福本先生・・・あなたはこの音にいつ気付いたのですか?
この擬音以上に、この空間を表現するものはない。
福本先生・・・
あなたも、かなりデリ
ピンポーン
来た。
福本先生、
大人の世界へ、いってきます。
ドアを開けると、スキンヘッドの男が立っていた。
前金の25,000円を渡し、禁止事項の説明を受けた。
スキンヘッドの後ろにいる嬢を早く見たくて
禁止事項なんて頭に入ってこない。
おおよそ、ボーイも本気で説明しようとなんて思っていない。
ボーイ『では、女の子入りまーす。』
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・
田舎の母ちゃんへ・・・
東京にも熊はいるとです。
オワタ・・・orz
てか、こんなOLいるはずないだろ。
丸の内ってなんだよ。
東京ではサファリパークのことを丸の内って呼んでんのか?
はじめまして、チカです
あ・・はじめまして、カズです
あ・・・
太ってますね
(この言葉以外出てこなかった)
カズさん、ストレートだね。
なんか最近食べ過ぎちゃって。
冬だから、冬眠の準備みたいな感じかな(∀`*ゞ)テヘッ
あっ、そうなんだ。
ごめん、チェンジしたいから店に電話するね。
え?困るんだけど。
本当にちょっと食べ過ぎただけなの。
チカ、頑張るからお願い。
(勝手に冬眠してろよ。
こっちは初デリヘルなんだよ。)
んー、でもごめん。電話するわ。
えー、でもうちの店
チェンジとかないよ?
1回電話していい?
いいけど。
初めての風俗だ。25,000円も払っている。
雑誌に載っていた可愛いOLはどこに行ったんだ。
俺は、人生で初めてクレーマーになった。
すると電話口から野太い声で
『お兄さん、いま一人しか残ってなくて、、、
さっきのスキンヘッドでもいいですか?』
○ネー
○ネーーー
○ネ○ネ○ネーーーーー
ほらね
オワタ・・・orz
・・
・・・
・・・・
・・・・・・・
その声は・・・あ・・・荒川先生。
そうだ、この状況でも生きることを考えるんだ。
ここで負けたら、一生負け続ける。
負け犬になんて俺はならない。
切り替えるんだ。
お風呂入りますか。
おっ、切り替えたね。
よしよし、いい子だ。
俺は、服を脱ぎシャワーを浴びた。
チカも裸になった。
俺の息子は勃つ気配がない。
何キロくらいになると冬を越せるの?
うーん、100キロくらいかなぁ。
もうちょっとなんだけどな。
ははっ、、すごいね。
(0.1トン・・・)
じゃあ、ベッド行こうか。
そうだね。先行ってていいよ。
俺、少し風呂浸かってから行くから。
分かった。じゃあ先にベッドで待ってるね。
そろそろ行くか。
いざ決戦の時。
ねぇ、カズ君見てーー
エロいーー?興奮するー?
・・・
・・・・・
・・・・・・・・
危うく北方領土を占拠するところでした。
荒川先生、もうだめかもしれません。
俺は負け犬になるかもしれません。
・・・
・・・・
・・・・・・
いやだめだ
負け犬なんて嫌だ。
俺の人生はまだこれからだ、
次につなげるため、ここは踏ん張るんだ。
覚悟を決めろ。お前ならやれる。
そうだ俺ならやれる。
飛び込むんだ、
飛び込め
ん
んん
んぁぁぁあああああ
『セイッ!』
クチュクチュ
グチュッ グチュッ
ジュバッ
ヂュルルル
ビュルルル
ヌゴッ ヌゴッ ヌゴッ
ドビュルウッッッッッッ
・・・
・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・
母ちゃん・・・俺も大人の階段、一段登れたとです。
そして、性癖がひとつ増えたとです。
ホテルを出るとうっすらと空が明るくなっていた。いつの間にかクマは姿を消していた。
かわりに、汚臭が充満する街角には、友人のいる小さな街が、いつもと変わらぬ佇まいで春の訪れを待っていた。
完
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
これからは心機一転、皆様の役に立つ情報を発信していきます。 セイッ
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